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PUBGモバイルやCODモバイル、FORTNITE、荒野行動などのFPSゲームアプリは端末への負荷が大きく、プレイ中の動作が非常にラグくなりやすいです。
端末のラグは一瞬の判断の遅れや操作ミスを招き、勝負に負けてしまう可能性が高まってしまいます。
そこで本記事では、プレイ中のラグを解消するためにiPhoneやiPadの動作を少しでも軽くする設定や対処法をご紹介します。
iPhone iPadの動作を軽くする設定や対処法
背景で起動中のアプリを閉じておく
これは基本中の基本ですが、ゲームをプレイする前に他のアプリを閉じておくことでシステムのリソースをゲームに割り当てることができます。
他のアプリを閉じる方法は、ホームボタン(またはジェスチャー)を使ってアプリ一覧を表示し、不要なアプリを上方向にスワイプします。
ソフトウェアのアップデート
iOS/iPadOSやゲームアプリは定期的にアップデートが提供されます。
これらを最新バージョンにアップデートすることで最適化された性能を得ることができます。
OSのアップデートは【設定アプリ】>【一般】>【ソフトウェアアップデート】から、
アプリのアップデートはApp Storeの「利用可能なアップデート」セクションから行えます。
※ ただし iOS/iPadOSがリリースされたばかりの時期にOSを最新版にすると予期せぬ不具合が発生するケースが多いので注意してください。リリースされたばかりのOSへのアップデートは各ゲームアプリから動作確認の発表があったのちにアップデートするほうが無難です。
デバイスの再起動
デバイスを再起動することで一時的なシステムの問題やリソースの解放が行われ、動作が改善する場合があります。
デバイスを再起動するには、通常は電源ボタンを長押しし、表示されるスライダーで「電源オフ」を選択します。しばらく待ってから再度電源を入れます。
低電力モードの利用
「低電力モード」をオンにすることでバッテリーの持ちが向上し、パフォーマンスが安定する場合があります。
「低電力モード」への切り替えは【設定アプリ】>【バッテリー】>【低電力モード】から、
または画面の右上隅から下にスワイプすると表示されるコントロールセンターのバッテリーマークから可能です。
バックグラウンド更新の無効化
【設定アプリ】>【一般】>【APPのバックグラウンド更新】から不要なアプリのバックグラウンド更新を無効にすることでバッテリーや通信量が節約できる他、バックグラウンドでのアクティビティが減少することでシステムのリソースが他のタスクに割り当てられパフォーマンスが向上する場合があります。
ただし、メッセージアプリやメールアプリのような一部のアプリはバックグラウンドでの更新が重要な機能である場合があります。今使っている端末がゲーム専用ならそこまで問題にはなりませんが、普段から使用する端末なら重要なアプリだけはバックグラウンド更新を有効にしておくことをおすすめします。
ストレージの空き容量を確保
不要なファイルやアプリを削除し、ストレージの空き容量を確保することで動作が軽くなる場合があります。
現在使用済みのストレージ数の確認やファイル、アプリの削除は【設定アプリ】>【一般】>【iPhone/iPadのストレージ】から行なえます。
端末の温度管理
長時間のゲームプレイや高負荷な操作はデバイスの発熱を引き起こし、パフォーマンスに悪い影響を及ぼす場合があります。
プロの大会ではデバイスの裏側付近から小型の卓上扇風機で風を当てながらプレイしているシーンをよく見ます。
筆者も小型扇風機の風を当てながらプレイしていますが、長時間プレイした際のラグがかなり軽減されたと実感しています。
冷却ファンや小型の卓上扇風機などを利用してデバイスの温度を適切に保つことはとても重要です。
「透明度を下げる」設定をオンにする
効果は限定的ではありますが、【設定アプリ】>【アクセシビリティ】>【画面表示とテキストサイズ】と進み、【透明度を下げる】をオンにすることで一部のUI要素が半透明になり、描画処理の負荷が軽減される場合があります。
これにより一部のゲームでは若干のパフォーマンス向上が期待できる場合があります。
「視差効果を減らす」設定をオンにする
視差効果自体はゲームのラグを引き起こす主な原因とはなりませんが、【設定アプリ】>【アクセシビリティ】>【動作】と進み、【視差効果を減らす】をオンにすることで以下のメリットが得られる場合があります。
- 視覚的な安定感:
- 背景が動かなくなるため画面が安定しプレイヤーが集中しやすくなります。
- 操作の精度向上:
- 背景が動かなくなることでプレイヤーの視点が安定しターゲットを狙いやすくなる場合があります。
- 動作の滑らかさ:
- 背景の移動が少なくなるため描画処理の負荷が軽減されゲームの動作がより滑らかになる場合があります。
ただし、これらの効果は個人の感じ方によって異なる場合があります。また、ゲームの種類や設定によっては効果が大きく現れる場合もあればあまり影響がない場合もあります。
最終的には自分自身で試してみて自分のプレイスタイルや好みに合うかどうかを確認するのが一番です。
ゲーム内のグラフィック設定の調整
ゲーム内の設定メニューでグラフィックや解像度を低く設定することで負荷を軽減できます。
各ゲームで設定方法が異なるため「ゲーム名 おすすめグラフィック設定」などと検索し、設定を見直してみましょう。
デバイスの初期化の検討
最後の手段として、デバイスを初期化し、クリーンな状態から再度セットアップすることでパフォーマンスの向上が期待できます。
デバイスを初期化する場合は【設定アプリ】>【一般】>【リセット】から【すべてのコンテンツと設定を消去】を選択します。
ただし、デバイスを初期化する際はデータのバックアップが必ず必要です。
デバイスを初期化するとすべてのデータと設定が削除され、工場出荷時の状態に戻ります。一般的には以下のような設定が初期化される点に注意が必要です。
- 言語と地域の選択:
- デバイスの初回起動時に言語や地域を選択します。
- Wi-Fiネットワークの選択:
- Wi-Fiネットワークへの接続設定が必要です。
- Apple IDの入力:
- Apple IDとパスワードを入力し、iCloudにサインインするか新しいApple IDを作成します。
- Touch IDまたはFace IDの設定 (対応している場合) :
- 指紋認証または顔認証の設定が必要です。
- パスコードの設定:
- デバイスのセキュリティを確保するためのパスコードを設定します。
- iCloudの設定:
- iCloudのバックアップや同期設定を行います。
- アプリの再インストール:
- App Storeから必要なアプリを再インストールします。
- 通知設定:
- 各アプリの通知設定を確認・調整します。
- メールアカウントの追加:
- メールアカウントの設定が必要です。
- サードパーティアプリの設定:
- 例えば、ソーシャルメディアアプリやゲームアプリなどの設定を行います。
- カスタム設定:
- バックグラウンドでのデータ更新やプライバシー設定など、個々の好みに基づく設定があります。
- Apple PayやWalletの再設定 (必要な場合) :
- カード情報の再追加が必要です。
- HomeKitデバイスの再設定 (必要な場合) :
- HomeKit対応デバイスの設定が必要です。
- その他のカスタム設定:
- VPN設定、ホットスポットの設定、音声アシスタントの設定など、その他の設定も再設定が必要です。
新しいデバイスに買い替えの検討
上記の方法を試してもラグが解消できない場合があります。
特に古いモデルのiPhoneやiPadでは性能に限界があり、その場合は買い替えを検討する必要があります。
下記のようなサイトを参考に検討してみてください。
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